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性的少年 9

 家庭教師の大学生の女性が中学生三年生の男子に英語を教えているという設定で、なんでかわからないけど、いま、子供の作り方を教えている。この本に連載されているみたいで、前の号の話はよくわからない。「前号までのあらすじ」というところを読んだら、生徒から質問があってそれに答えているうちにこうなったらしい。いまの僕にぴったりかもしれない。  
  読んでみると女子大生の由香さんがところどころで、「あふっ」とか「ひぃ」とか言っている。きっと「いてっ」とか「あちっ」とかと同じなんだろう。すごいなあ。体当たりで教えている。うちの学校にもこういう先生がいればいいのに。由香さんは受験に出る科目だけではなく、人生の学問も教えてくれるとても素晴らしい先生だと思った。
  家庭教師といえどこの情熱的な先生と、くらいつくように向かっていく教え子の男子中学生・昇のやりとりに僕はすっかり引き込まれてしまっていた。昇は子供を作る行為は初めてで相当びびっていたけど、一生懸命頑張っていた。家庭教師の先生から「もうっ、早いんだから」と怒られていた。僕はなにが早いんだかわからなかったけど、「頑張れ! 頑張れ!」と声援を送りながら読んでいた。ごめんなさいと謝る昇に由香さんは「いいのよ。可愛い」と言って昇をほめた。アメとムチを使い分ける、いい先生だ。「わかった? これが愛し合うっていうことなのよ」と由香さんが言うと、昇は「もう一回! 先生もう一回!」と言って、努力家の一面を見せた。なるほど、これが「愛し合う」ということなのか。子作りとは違うのかなあ。よくわからない。保健体育は奥が深いのだな。中学校で習うのだから小学生の僕にはわからなくて当然だ。
  愛し合いを求める昇に由香さんは、「もう、元気なんだから。これが終わったらちゃんと英語を勉強するからね」と昇の頭をコツンとやり、昇は「はい!」と元気よく答えて、ふたりは愛し合いをまた始めた。  
  おおまかに言うとこんな感じの話。頑張り屋さんの昇の姿に、僕はいつの間にか心の中で彼を「昇せんぱい」と呼んでいた。この物語は、昇せんぱいのお母さんがお菓子とお茶を勉強部屋へ運んでいくところで次号へと続いた。早く続きが読みたいなあ。しかし、昇せんぱいはすごい。まだ中学生なのに子作りをして。女の人の前でおちんちんを出すなんて。僕にはできないや。さすがは昇せんぱい。



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